川崎病

0~4歳の乳幼児がかかりやすい全身の血管炎症候群で、特に1歳前後の赤ちゃんの発症が多い、原因不明の病気です。

冠動脈瘤ができ、狭心症や心筋梗塞の原因となることがあります。命に関わることもあるため、専門医にかかる必要があります。

 主な症状

  • 原因不明の熱が5日以上続く。
  • 全身に水泡を持たない赤い発疹が出る。
  • 発疹が出る前後に足の裏や手のひらがパンパンに腫れ、硬くなる
  • 唇が荒れ、舌に赤いぶつぶつが出来る(イチゴ舌と呼ばれ、真っ赤な状態になります)
  • 目が充血し真っ赤になる
  • 首のリンパ節が腫れる

これらの症状は熱と同時に出るものもあれば、遅れて出てくるものもあります。

発疹は消えたり出たりすることがあるのも川崎病の特徴の1つです。一度でも発疹が見られた場合は、受診の際に、医師に伝えるようにしてください。

 症状が見られたら?

早期の適切な治療が大切です。赤ちゃんが高熱を出し、目や唇が赤くなるなどの、症状が見られたときは即病院に行ってください。川崎病の疑いがあると、入院、検査が必要となります。

参考

日本川崎病学会

2016/01/21 更新

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